タビ ローファー

【ブランド】

Maison Margiela / メゾン マルジェラ

【商品詳細】

好き嫌いが別れる靴、それがメゾン マルジェラのタビシリーズの私的な印象である。

紳士靴においてタビは「特徴的過ぎる」わけで、メゾン マルジェラのアイデンティティの一つである“匿名性”とは対極にあるデザインと言えるかもしれない。

しかし、今のメゾン マルジェラのクリエーションを見ると、匿名性が転じてデザインへと昇華されたプロダクトが多いと感じているので、このタビもそうなのかもしれない・・・と思い、トライアルでオーダーしたというのが正直なところだ。

私自身履きたい気持ちはある。だからオーダーをしている。

とはいえなかなか勇気が出ない、あまりにもメゾン マルジェラ過ぎる。

洋服についている4ステッチ、あれもマルジェラ過ぎる。でもあれは何となく大丈夫。

主役は洋服であり、ステッチはあくまでもオマケ・・・とは言わないが、個人的には添え物的な感覚である。

しかしローファーともなると、デザインへの影響がとても強く、その名の通りの足袋になるのである。

ワイドパンツを穿くと、スプリットトゥのみが露出する。

タビである。

デニムを穿く。スプリットトゥが露出する。張りのあるコバにも目が行く。

タビである。

そんなこんなで未だタビデビューをすることが出来ていないが、STORE Nのスタイルに合わせるんだったらと考えると、案外いけるかもしれない。

プレーンなシャツにプレーンなパンツにタビ。

プレーンなニットにプレーンなパンツにタビ。

タビはタビそのものではあるが、STORE Nにはプレーンなアイテムしかないので、実は丁度良いバランスになるのかもしれない。

そもそも踵を踏んでバブーシュの様に履けるデザインなので、もっと気軽な靴、つっかけ程度に捉えるべきものなのだ。

※単位はcmです

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