CORGI
マーセライズドコットンリブソックス
マーセライズドコットンリブソックス
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【ブランド】
CORGI / コーギー
【商品詳細】
ロイヤルワラントソックスである。
コーギーホージリー社。
コーギ・ホージリー社は1893年に英国サウス・ウェールズで創業したニットメーカー。
ウェールズ地方の炭鉱で働く労働者たちに暖かいロングソックスを履かせたいという思いからハンドメイドの靴下の製造を開始、チャールズ皇太子も10年間に及びニットウェアとソックスを愛用した、ロイヤル・ワラント(王室御用達認定証)が認められたハンドメイドソックスブランドです。
ほとんどのメーカーが機械により大量生産する中、コーギ・ホージリー社は今でも職人による手作りにこだわっています。
というオフィシャルリリースにあるとおり、とにかく由緒正しい伝統的なブランドということ。
ホージリー = ソックス
ニットの展開も少ししているが、コーギーの本懐はソックスにある。
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今では珍しい・・・というか、ほぼ見なくなったコットン100%のソックス。
当然、見なくなった(作られなくなった)のには理由がある。
耐久性の問題と、型崩れの問題である。
ソックスという体重のかかる部位で履き、さらに上から靴を履き、一日中歩き回るということは身につける洋服の中でもっとも耐久性が求められるアイテムだ。
摩擦が多く、湿気を帯びやすく、汚れもつきやすく、洗濯もハードになることが多い。
そしてニットという特性上、型崩れもしやすい。
それらをカバーすべく、多くの場合ナイロンやポリエステル、ポリウレタンなどをミックスすることで伸びやたるみ、型崩れ防止と耐久性の向上が図られている。
化繊を少し混ぜることで、驚くほどに機能が向上するのだ。
これはもう混ぜないという選択肢がないという感じで、ありとあらゆるメーカーが100%コットンのソックスを生産しなくなったのである。
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が、それはあくまでも一般的な消耗品としてソックスの話である。
洋服を愛する人の見方は多少、あるいはかなり違う。
扱いづらいものほど可愛げがあるわけで、いわゆる「お好きな方」というのは一定数存在していて、私もその一人なのだが、この“だるさ”が何ともいえないのである。
足首にフィットせずにずれ落ちて来るのだが、それがまた雰囲気の良いたるみを生み出しており、足元にニュアンスが生まれる。
また、化繊を含まないコットン特有のナチュラルな見え方、これも素晴らしい。丈夫さを犠牲にしても余りあるリターンがあると思う。
洗濯するとぐっと縮み、穿くとたるむ、その繰り返しであるが、それが何とも心地良いのである。
特にレザーシューズとの相性が良い。
少し厚手なのでシビアにサイズを選んだ靴に合わせるのは難しいかもしれないが、コットンの風合いがレザーの経年変化にとてもマッチするのだ。
これは残念ながら化繊混のものとは比べられない。
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トゥのリンキングはハンドでなされている。
一部機械化が進んでいるそうだが、コーギーのソックスは今もハンドリンキングで仕上げられるので、そういった部分もロマンがある。
そんなところにチャールズ国王も惹かれ、ロイヤルワラントを授けているのかもしれない。
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これはマーセライズドコットンを用いたモデル。
マーセライズドとは特殊な溶剤を用い、シルクの様な光沢を持たせる加工である。
糸の表面の細かな毛羽を整え、ツヤサラなタッチにすることからシルケット加工という名称でも知られている。
ナチュラルなタッチを損なわず、通常のコットンとは違った染色も可能であり、差別化した見え方にできることからさまざまなアイテムで採用されている加工である。
ソックスにおいてはスタイリングにおける面積はかなり狭いわけだが、だからこそこだわることでファッションをより前向きに楽しむことができるのである。
商品番号 | 80251001008 |
モデル | MERC COTTON SOCK |
販売価格 | ¥5,800 + tax |
シーズン | オールシーズン |
素材 | コットン100% |
生産国 | イギリス |
付属品 | なし |
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