Maison Margiela
WOOL FLANNEL COLLARLESS JACKET
WOOL FLANNEL COLLARLESS JACKET
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【ブランド・商品名】
Maison Margiela / メゾン マルジェラ
ウールフランネル ノーカラージャケット
【商品詳細】
スリーシーズン着られるウールトロピカル生地に対し、こちらは秋冬シーズンに特化したウールフランネルを用いた一着である。
ミニマルジャケット。
オフィシャルサイトではそのように表示されており、Maison Margielaにおけるこのジャケットの立ち位置や意図がストレートに伝えられている。
ミニマルとは「最小限の」「最小限であるさま」「必要最低限」という意味である。
デザインの表面を見ると間違いなくミニマルである、ジャケットのほぼすべての要素が取り払われ、ただそこに前後身頃と袖だけが存在するように作られている。
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非常に軽く仕立てられている。
肩パッド無し、毛芯無し。
肩から前身頃にかけて皴が入らずスッと落ちるよう接着芯のみが用いられ、仕立てられている。
接着芯を用いる必要があるか?という問題は本格仕立てに詳しい、または傾倒されている方だとネガティブな印象を持たれることが多い。
本来生地が持つ通気性を損ない、仕立てを簡略化してコストが削減されているという印象があるからなのだが、それは一方で正しい。
だが、敢えて接着芯を用いる場合があり、それは仕上がりの軽さを追求する為に行われる。
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毛芯を用いるためには前身頃とつなぎ合わせる芯据えを行う必要がある。
高い技術が必要であり、本格仕立ての重要なパートの一つであるが、芯地自体の重さと据える糸の重さが加わり、どうしても重さがでる。
そこを薄い接着芯にすることでより軽く仕立てることが可能になる。
実際芯地の重さの違いが体感できるか?というとわからないことが多いとは思うが、より軽さを求めるという意味では正当な理由になる。
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加えて、芯据えのステッチが生地の表に干渉しないという点も重要である。
芯地を据えるためには纏っていく必要があるが、表地の厚さによってはどうしても跡が見えてしまうことがある。
このジャケットのようなミニマルさが持ち味のジャケットだと、そういった生地の動きの乱れは淀みにつながるので、無い方が圧倒的に美しい見え方になるのである。
仕立ての基本はしっかり押さえつつも、コンセプトに合わせて技術を取捨選択する柔軟性があるところがMaison Margielaのテーラリングに対する考え方なのだろう。
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フランネルとはいえ、強く縮絨をかけずに生地もフェルト化していない。
織り組織はしっかり見えるし、しなやかで上品な艶も備えている。
要素を極限までそぎ落とすことで、日常的にさらりと着られる用の美が表現されている様に思う。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:48
【サイズ】
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着丈 | 肩幅 | 袖丈 | 胸囲 | ウエスト |
46 | 74.5 | 45 | 67 | 102 | 98 |
48 | 75.5 | 45 | 68 | 102 | 98 |
単位 (cm)
商品番号 | 70252000005 |
モデル | S50BN0318S47782 |
販売価格 | ¥225,000 + tax |
シーズン | 秋 / 冬 |
素材 | 表地:ウール100% 裏地:レーヨン 100% |
生産国 | イタリア |
付属品 | ハンガー |
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