LEMAIRE
CREW NECK SWEATER
CREW NECK SWEATER
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【ブランド・商品名】
LEMAIRE / ルメール
クルーネックセーター
【商品詳細】
ルメールのワードローブにおいて不可欠な存在として位置づけられているクルーネックセーター、それがこちらである。
不可欠、つまり定番。
このニットについて考えることで、ルメールというブランドの姿勢が感じられるように思う。
・
このニットはパーツをリンキングしているのではなく、ミシンで縫製している。
カテゴライズすると純粋なニットではなく、ニットソーというジャンルのアイテムになるのだが、ここが重要なポイントだと私は思っている。
純粋なニット(という表現もアレではあるが)は編み立てたニットのパーツの編み目を合わせてつなぎ合わせる、リンキングというテクニックで作られる。
対してニットソーはTシャツなどと同じように、ミシンで縫い合わせるという手法で作られる。
リンキングの方が裏側にごろつきが出ないために自然な肌あたりとなり、スムースに着られるのだが、その分手間も技術も必要になる。
ニットソーは乱暴な言い方をすると2枚合わせてダダダっと縫い合わせる、それで終了である。
その分、見た目がカジュアルになり、エレガンスが控えめな、気軽な雰囲気に仕上がるのである(ちなみにコストも低い)。
・
ルメールくらいのブランドになると、コスト感で仕様を選ぶということはまずあり得ない。
そう考えると、わざとカジュアルな作りにしているということであり、そうする必要性、リンキングにしない理由が存在すると考えられる。
コレクション全体を見ていると、テーラリングのアイテムもいくつか存在しているが、基本的なアイテムはワークやカジュアルといったテイストが主になっている。
それらのアイテムと合わせるためのエッセンシャルなニットとして見た時、ルメールとしてはクリーンすぎるハイゲージニットよりも、気軽さを感じさせるニットソーの方が適していると考えたのではないか。
・
表面にシルケット加工を施した、ほのかなツヤを持つスムースなニット。
肌触りがよく、たくさんの糸量を用いてふっくらと編み立てられた上質で贅沢なニット。
だからこそスマートに仕上げるのではなく、抜け感を伴ったフィニッシュにする。
こういった匙加減、塩梅こそがルメールのクリエーションであり、目指されている日常的なスタイルなのである。
STORE Nとしてとても共感できる、定番的に取り扱いたい素敵なニットだと思っている。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:L
【サイズ】
| 着丈 | 肩幅 | 袖丈 | 胸囲 | ウエスト | |
| S | 65 | 40 | 65 | 108 | 100 |
| M | 66.5 | 41.5 | 66 | 112 | 104 |
| L | 68 | 43 | 67 | 116 | 108 |
単位 (cm)
| 商品番号 | 60252004003 |
| モデル | TO1434 LK1045 |
| 販売価格 | ¥66,364 + tax |
| シーズン | 秋 / 冬 |
| 素材 | ウール100% |
| 生産国 | イタリア |
| 付属品 | なし |
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