SUEDE LEATHER STAND COLLAR BLOUSON

【ブランド・商品名】

GIORGIO BRATO / ジョルジオ ブラート

カーフスエードドッグイヤーブルゾン

【商品詳細】

ジョルジオ ブラートは確実に変化というか進化をしているように感じる。

シグニチャーであるガーメントウォッシュ・ガーメントダイのテクニックは引き続き磨き抜かれているが、製品の纏う空気感は確実に変化している。

このドッグイヤーブルゾンなどはその最たる例であり、非常に現代的で、時代の空気を巧みに内包した仕上がりになっている。

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袖を通してみると、ゆとりのあるシルエットになっていることに気づく。

ジョルジオ ブラートのクリエーションは基本的にはスリム、ないしはレギュラーフィットであるが、これはややオーバーサイズな作りになっている。

アームはたっぷりととられ、身頃もゆとりがあり、裾には絞りがないのでストンと落ちるラインになる。

G9型ではあるが、現代的に再構築されているのでシルエットの美しさが際立っている。

今まではレザーの加工感をメインにした表現であったが、シルエットでも洗練されたスタイルが生み出されており、確かな進化が伺えるのである。

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もちろん、イタリアで長年レザー業界のトップブランドとして活躍しているだけに、ものづくりへのこだわりは素晴らしいものがある。

使用しているスエードは上質な牛革であり、製品染めが施されているがハードな加工感がなく、クリーンさが際立っている。

ライニングは高級レザーブランドならではのシルクを使用。
ポリウレタンミックスで伸縮性があり、着用時に張りを感じないように計算されている。

薄い中綿を入れることで防寒性を高めているわけであるが、クタっとなりやすいスエードのシルエットをキリッと出す作用も含まれている。

全てが計算され、こだわり尽くされたクオリティになっている。

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今シーズン、私が知っているジョルジオ ブラートではないものづくりが始まったように感じた。

20年ほど前から馴染みがあったブランドが、今もなお最前線で闘っていることに対するリスペクトはあるが、さらに進化が進んでいることに驚きを隠せない、そんな気持ちになった。

移り変わりの早いファッション業界にあって、長く続け、しかも変化し続けるということは本当に大変で、難しいことだと思う。

モデル：174cm 73kg　着用サイズ：50

【サイズ】

単位 (cm)

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