seya.
DOUBLE FACE CHRIS COAT
DOUBLE FACE CHRIS COAT
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【ブランド・商品名】
seya. / セヤ
ウールカシミアダブルフェイスコート
【商品詳細】
セヤを代表するコートである。
ブランドの全体像を知るにはこのコートに袖を通す必要がある・・・というと大袈裟かもしれないが、袖を通して感じたことがセヤの世界観、ひいては全ての商品群に通じる印象になると思う。
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しなやかでリッチな素材感、であるが、これ見よがしではなく静かな佇まいになっている素敵なコート。
たっぷりとした身幅と長めのレングスで、着るというよりも纏うという表現が適切かもしれない。
体に寄り添ってくれ、所作を美しく見せてくれ、コートとしての適切な防寒性もあり、リラックス感も備わっている。
多くのブランドがダブルフェイスのコート、いわゆるリバーコートを提案しているが、セヤのテイスト・空気感はオンリーワンで、本当に特別なものだと思う。
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このコートには製品の作りの良さもさることながら、デザイナーである瀬谷氏の生き方が込められているように感じる。
もちろん、旅をテーマに世界中をめぐり、それぞれの地で得たインスピレーションからコレクションが生まれるので、全てにおいて感性や生き方が込められているといえばそうなるが、このダブルフェイスのシリーズ、コートにせよシャツにせよ、特別に強く込められていると思うのは気のせいではないはずである。
シーズナルなアイテムではなく毎年の定番となっていることから、セヤというブランドにおける概念、生き方、旅の心得的なものだろうか。
単に動きやすいだけでは優雅ではないし、リラックス感だけを求めると気品が損なわれる。
カチッとしすぎると肩肘が張ってしまうし、エレガント過ぎても旅からはかけ離れてしまう。
それぞれの地域における固有の空気感を求め移動するときに着られる上質で美しいコート、それがこのクリスコートではないだろうか。
私の感じたことが正しいのか的外れなのかは別として、洋服から滲み出るメッセージを読み取るというのは実に楽しい作業である。
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生地を贅沢に、たっぷりと用い仕立てられている。
縫製面が少なく、少ないパーツ数で構成されているので作りとしても非常に贅沢なコートである。
生地が持つ本来のドレープ感を最大限に感じられるよう、縫製位置にもこだわられていて動きや揺らぎに干渉しにくいように計算されている。
ダブルフェイスなのでもちろん裏地もなし。
ここでも生地のクオリティがストレートに現れる。
基本的なコートの仕立てとは大きく異なることから、ファクトリーとしてはかなり特殊で面倒な仕立てになっていると思われるが、それをきっちり作り込むところからもセヤの矜持が滲み出ている。
ここまではっきりと、素晴らしいコートと言えるものに出会うことはそうそう多くないと思う。
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襟は着脱式になっている。
ジェンダーレスなコレクション展開をしているブランドなので、ノーカラーでも着られるように設計されているわけだが、男性が着ても意外と収まりが良いのはさすがのバランス感覚か。
先入観なく、自由な発想で着てもらえればと思う。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:3
【サイズ】
着丈 | 裄丈 | 胸囲 | ウエスト | |
2 | 117 | 93 | 132 | 134 |
3 | 120 | 95 | 140 | 142 |
単位 (cm)
商品番号 | 41252000017 |
モデル | PE06054F100 |
販売価格 | ¥230,000 + tax |
シーズン | 秋 / 冬 |
素材 | ウール85% カシミア15% |
生産国 | 中国 |
付属品 | なし |
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