ライトフーデッドトレンチ

【ブランド】

LEMAIRE / ルメール

【商品詳細】

ルメールらしさを強く感じたい場合は、生地の分量が多いアイテムを選ぶのが良い。

計算された生地の動き、ドレープ、シルエット。

全ての要素が大袈裟ではなくシンプルで、それでいて緻密であることがよくわかるからだ。

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フード付きのトレンチコート。フードは取り外し可能。膝下レングス。

デザインはトレンチコートとM-51パーカがミックスされているイメージだろうか、ガバッと着られるオーバーコートで、シルエット調節を可能にするドローコードがウエスト部分にセットされている。

ガンパッチは大きめ、腰フラップポケットはやや下目につけられ、肘を曲げることなく手が入れられるくらいの位置どりである。

フロントボタンが4つというところには是非注目して欲しい。
着方の自由度を下げているようで、実は広げられていることが感じられると思う。

バックスタイルにはベンチレーション機能を備えたアンブレラヨークのみ。

袖付けはセットインスリーブながらオーバーシルエットのために肩線がドロップし、たっぷりとしたアームのシルエットと相まって丸みを感じさせるラインを描いている。

全体として、ミリタリー由来のタフさがありながらもルメールらしい柔らかさ、日常生活に自然と溶け込むナチュラルさが表現されている。

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さて、生地感であるが、非常にライトである。

製品名に“ライト”と表記されているのでこの軽さが最大の特徴だと思われるが、にしても軽い。

シャツアウター、ライトジャケットと同程度のウェイトの生地が使用されており、その出どころは英国VENTILE社の撥水コットンである。

糸や生地に加工を入れるのではなく、超高密度に打ち込むことで水の粒を弾くのではなく通さないことを目的に織り上げられた生地であり、風合いのナチュラルさが最大の持ち味だ（長時間濡れ続けると水分は染み込んでくる）。

ルメールが描きたいシルエットとデザインを活かすスペシャルクオリティの生地、それがVENTILE社のコットンにあったのだろう。
これ以外の生地は考えられないというくらい美しい仕上がりになっている。

薄い軽い生地であることを活かし、是非多彩なレイヤードを楽しんで欲しいと思う。

モデル：174cm 73kg　着用サイズ：S

【サイズ】

単位 (cm)

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