English Utopia
BLAKE WAXED COTTON JACKET
BLAKE WAXED COTTON JACKET
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【ブランド・商品名】
English Utopia / イングリッシュ・ユートピア
ワックスコットン ハンティングジャケット
【商品詳細】
久しぶりにここまで無骨な、男臭いワックスコットンジャケットを見た・・・ということで、完全に個人的な趣味ではあるが少しオーダーをすることにした。
イングリッシュユートピア、元バブアーのデザイン責任者を勤め、老舗ラグジュアリーブランドでも仕事をしてきたGray Newbold氏が立ち上げたブランドで、英国の自社工房で一点一点クラフティな姿勢で仕立て上げられている。
本来は熟練職人が作り上げるビスポーク的なアウトドアジャケットブランドであり、その工房がレディメイドをコレクションとして展開することでオーダーが可能となった。
そういった背景から、生地や襟、裏地などパーツ使いは用意されている中からショップごとに自由に選ぶことができる。
STORE Nではあまり派手な色柄やデザインをセレクトしないので、結果として結構地味な感じになったのだが、このストイックな雰囲気がとても気に入っている。
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オーラのある洋服。
良い意味でも悪い意味でも癖があり、取り扱いに難がある。
が、ハマった時の破壊力はソフィスティケートされたものとは大きく違ったムードを醸し出す。
基本的にはタウンユースに特化した、現代的で洗練されたアイテムを好むわけだが、だからこそ一つの違和感として、アレンジ可能なギャップを求めこのようなウェアをオーダーしてしまう。
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伝統的なスコットランドのワックスコットンを使用したタフなウェア。
ここまでしっかりとワックスを染み込ませた生地はここ数年、もしかすると十数年見たことがない。
前述のバブアーにしても、もっとライトなワックスコットンが用いられており、機能というよりもファッションとして使用されている。
ありていに言えば、現代社会ではニーズがないのである。
機能性としては取り扱いしやすいテクニカルファブリックが多く登場しているし、たとえワックスコットンが好みでもここまでのものは扱いに困る、そんなところだろうか。
私自身、異論はない。
本当に異論はないのだが、そうやって便利に、扱いやすく進化していくというのはときに失うものがあると思う。
それは“淘汰された”と言えるかもしれない。
だが、そういった部分にロマンがあるというのも洋服業界における事実の一つであるといえる。
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ワックスコットンは経年変化する。
この経年変化こそが最大の持ち味であり、真の洋服好きを魅了する絶対的な長所である。
生地は柔らかくなり、着用するスタイルに応じてアタリやムラが浮かび上がってくる。
この辺りはデニムと同様のイメージであり、その人だけのオリジナルな変化になる。
汚れに対しては基本的には水拭きをして陰干しをするのみ。
よっぽどの場合は専門のクリーニング店に依頼し、リプルーフを依頼するというのが基本。
が、多くの方はワックスコットンジャケットを入手してから、数年はほぼ何もしないという感じで着ることが多いと思う。
オイルを染み込ませたコットンは驚くほどに丈夫であり、何年も着続けることができるし、オイルが抜けていく過程こそが経年変化の醍醐味であるからだ。
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私自身、このジャケットを購入すると、水拭きくらいはすると思うが、まず大掛かりな手入れはしない。
もっというと、早くワックスが抜けるように、ワックス由来の艶を落ち着かせるために水拭きをすると思う。
そして後は気の向くままに着続けるのみ。
そうすることで、そのうちに最高に格好良いジャケットが完成するのである。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:XL
【サイズ】
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着丈 | 肩幅 | 袖丈 | 胸囲 | ウエスト |
| L | 75.5 | 50 | 64 | 130 | 132 |
| XL | 74 | 52 | 67 | 134 | 136 |
単位 (cm)
| 商品番号 | 40252000021 |
| モデル | ENU252 |
| 販売価格 | ¥180,000 + tax |
| シーズン | 秋 / 冬 |
| 素材 | 表地:コットン100% 裏地:コットン100% 襟:本革 |
| 生産国 | イギリス |
| 付属品 | なし |
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