cantáte
WWII T-BACK DENIM JACKET
WWII T-BACK DENIM JACKET
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【ブランド・商品名】
cantáte / カンタータ
デニムジャケット
【商品詳細】
潔さの極みかもしれない、デニムジャケットにしてワンサイズ展開というcantáteの美学を感じさせるモデルがこの通称“大戦モデル”である。
メンズウェアにおいてワンサイズ展開というのは非常に珍しい。
165cmくらいから、185cmくらい、170~175cmの身長が中央値と言われる日本人男性の多くをカバーする無理のないサイジング。
このジャケットの元ネタとなったモデルのルーツもあり、ワンサイズ展開ということになっているのだと思う。
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昨今のデニムブーム、ヴィンテージブームも相まって、特に506XX、通称1stモデルの注目度が高まっている。
そして多くの方が注目するのがバックスタイルであり、“T”の字のごとくパネル構成される“Tバック”仕様の評価が高い。
そもそもこのTバック(スプリットバック)、506XXの中でもエクストラサイズ(46inch以上)として展開されていたS506XXEに搭載されていたディテール。
元々は特に意味はなく、単純に大きなサイズなので生地幅が1枚では足りないので繋いでいるだけの仕様だったわけだが、時を経てそれがこだわりのディテールとして評価されているところにヴィンテージデニムの面白さというか、特殊性がある。
何にせよ、cantáteではS506XXEに敬意を払い、ショートレングス、ゆったり目の身幅というエクストラサイズの特性を残しつつ、ワンサイズで展開しているのである。
このディテールで小さいサイズがあれば、そこに整合性が取れず、違和感が生まれるのだ。
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ただ、ディテールの踏襲だけで終わらないのがcantáte。
実はこのデニムジャケット、一人の職人が最初から最後まで縫い上げる“丸縫い”で仕立てられている。
ドレスクロージング畑の方でないとあまり馴染みがない言葉かもしれないが、いわゆるオーダーメイドのサルトでは一人の職人が最初から最後まで仕立てることが多く、それを丸縫いと呼んでいる。
大量生産を必要としない、パーソナルな物作りだからこそ活きる生産方法であり、量産を前提とするワークウェア・カジュアルウェアではあまりに非効率過ぎて採用されないわけだが、それを敢えて採用しているところにcantáteの矜持が窺える。
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「違和感の再現・リアリティの表現」
これが丸縫いを採用している大きな理由であると考えられる。
過去は良くも悪くもずさんな管理体制で物作りがされており、雑な縫製も許され、後年それが「アジ」などといい逆に評価されている。
私もその不揃いな、もっと言うと未熟さゆえのブレが好きなわけで、アメリカンワークウェア特有の概念であると思う。
S506XXEもご多分に漏れず個体差や縫製のブレが幾つもあり、それがヴィンテージならではのオンリーワンな魅力を放つことになっているのである。
cantáteではそのブレさえも製品に落とし込むことが考えられており、結果として、「安定したブレ」を生み出すために一人の職人が最後まで縫い上げる必要があるわけだ。
ブレをブレなく量産するために、同じ職人が毎度ずらした縫製を行う。
(機会があれば見比べてほしい。すべてが同じようにブレているのである。)
このこだわりの為に、ワークウェアでありながら一着縫い上げるのに3日間必要という非効率体制が生み出されたのである・・・。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:0
【サイズ】
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着丈 | 肩幅 | 袖丈 | 胸囲 | ウエスト |
0 | 61.5 | 55 | 59.5 | 118 | 116 |
単位 (cm)
商品番号 | 40252000013 |
モデル | 25AWCA0545 |
販売価格 | ¥64,000 + tax |
シーズン | オールシーズン |
素材 | コットン 100% |
生産国 | 日本 |
付属品 | なし |
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