CARRONキャロン パッカブルコーチジャケット

【ブランド】

MACKINTOSH / マッキントッシュ

【商品詳細】

ライトアウターは何時如何なる時も探している。

45年間生きてきて、さっとサッと羽織れるアウターで気に入ったデザインのものに出会う確率はそう高くないことを身をもって実感しているからだ。

そして大抵の場合はトラッカージャケットに行き着くわけだが、今回はこのコーチジャケット キャロンにたどり着いた。

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マッキントッシュは言わずと知れたゴム引きファブリック“マッキントッシュクロス”によるレインウェアブランドとしてスタートした。

今では「ゴム引き着てるの？」と驚かれたり、そもそもゴム引き自体に関心がないと思われる反応をいただくことが多くなってしまったが、30代の頃はまだまだゴム引きの人気は健在であった。

その後、軽さやコンフォート性、取り扱いの容易さなど、現代人が求める要素からかけ離れているゴム引きファブリックが淘汰されていくのだが、それは自然な流れであり、ゴム引き愛好家の私でもそんなにそんなに着なくなっていた。

だが、心に中に燻っているものがあるのも事実ということで、2025F/Wシーズンでは1モデルだけではあるがゴム引きアウターをオーダーをしている。

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撥水ポリエステルによる、パッカブルファブリックである。

軽く、畳んでも皺になりにくく、取り扱いがイージーということで、ゴム引きとは対極にある素材かもしれない。

が、こういった素材も巧みに操ることができるのが今のマッキントッシュの凄さだと思う。

柔軟に生地の特性を捉え、型に落とし込み、日常生活に有用なウェアが提案されている。特にパターンが秀逸で、非常にシンプルな作りであるコーチジャケットというアイテムを、今の空気をはらんだ素晴らしいシルエットに仕上げている。

そもそもコーチジャケットといえば、アメフトなどコーチがサッと羽織る用途で作られた、ペラペラの化繊アウターである。

チーム名がプリントされていたり、チームカラーが採用されていたりといったスポーツウェアの要素が多分にあったものであるが、今はその面影を残しつつブラッシュアップされている。

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大人の着用に耐えられるものは、上質でシンプル、品の良さを漂わせるものでなくてはならない。

この辺りのアレンジ力の高さは過去のマッキントッシュプロダクトを知る人だと「得意な分野」であることを知っているだろう。

ポイントになっているのはオリジナルの刻印が施されたドットボタンであり、ブランドのアイコンとなっている付属の一つだ。

一般的なドットボタンよりも少し大きめに作られており、シルバーの輝きに嫌味がない。鏡面ではあるが、刻印の美しさと絶妙なカーブにより、光沢が落ち着いて見えるのである。

それが大きなデザインポイントになっているが、シルエット作りにも秘密があり、たっぷりとした一枚袖のラグランスリーブが採用されている。

この落ち感のあるショルダーラインとそれに合わせたボディのAラインシルエットのバランスが本当に素晴らしいのだ。

カフにも同じドットボタンが使用されエレガンスに深みをもたらし、裾のドローコードでアレンジが効かせられるようになっている。

こういった質の高いウエアをパッカブルにすることでコンパクト性を加え、用意に持ち運べるよう設計しているとろにマッキントッシュの進化とセンスの良さを感じる。

いつも人々の生活のことを考え、ニーズに応えるための変化を厭わず、それでいてブランドアイデンティティを損なわないクリエーションは本当に素晴らしいと思う。

モデル：174cm 73kg　着用サイズ：38

【サイズ】

※単位はcmです

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