Maison Margiela
PAINTER PANTS
PAINTER PANTS
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【ブランド・商品名】
Maison Margiela / メゾン マルジェラ
ペインターパンツ フェードブラックデニム
【商品詳細】
ワークウェアとして完成されたデザインであるペインターパンツ、このデザイン自体は決して美しいというものではないが、ワーカーが必要と感じて取り入れられたディテールがいくつかあり、背景的な意味での機能美や生活感という面に魅力を感じた先達がファッションに取り入れるようになった。
特定の分野で用いられるユニフォームがファッションになる、それはミリタリーウェアもそうだし、スポーツウェアもそう。
1970年台くらいにはすでに様々な分野でファッション化が進み、それが今なお受け継がれているというところだろうか、なので、現代においては特に意味を気にせず着られるようになった。
労働者の服として有名なデニムパンツと同じ流れを経て、洋服として純粋な格好良さが評価されているのである。
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このデニムには特別なデザインが入っているわけではない。
シルエットに関しても、ディテールに関しても、非常にベーシックで基本に忠実に作られている。
なので、メゾンマルジェラらしさがどこにあるか?と聞かれると、ほぼない・・・となる。
しいていうなら、メゾンマルジェラに共通するディテールであるフロントのフック、そしてバックに備えられた4本ステッチだろうか。
つまり、このパンツの肝は“メゾンマルジェラの”ペインターデニムということになる。
包み隠さずいうと、ペインターデニムが穿きたいのではなく、「マルジェラのペインターが穿きたい」のである。
もちろん、ペインターが穿きたいのは穿きたいのだが、どうせなら「マルジェラの」ペインターが穿きたいのである。
このパンツにおいては、そういうことになる。
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もちろん、色合い、フェード感が美しいであったり、シルエットの塩梅、ややワイドな渡りから裾にかけてのほのかに絞られたラインが綺麗であったり、何となく見た目がいいよね・・・であったりはある。
だが、前提としてメゾンマルジェラというブランドのクリエーションに賛同し、敬意を持つというマインドから評価はスタートしている。
パンツ単品から感じる製品としての本質的な部分は、ある一定のラインを超えているブランドであればそこまで大きな違いはないと思う。
あるのはブランドの歴史、培ってきたクリエーションによるイメージ。
これは長い時間をかけて積み上げてきたものに他ならないわけで、地道に、着実に、毀損することなく正しく道を歩んできたことへの報いである。
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一見「ブランド売りしてるよね(高すぎる)」となるかもしれないが、仮にそうだとして、何も問題がないと個人的には思う。
何せ、好きなんだから。
好きだから納得して、気分を高めてメゾンマルジェラが作ったペインターパンツを穿くのであり、そこに迷いはない。
現代のファッションの本質には、間違いなく取り巻く歴史と情報も多分に含まれるようになっていると思う。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:30
【サイズ】
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ウエスト | 渡り | 裾幅 | 股上 | 股下 |
| 29 | 82 | 36.5 | 24 | 33 | 76 |
| 30 | 84 | 37 | 24.5 | 33 | 77 |
| 31 | 86 | 37.5 | 25 | 33 | 78 |
| 32 | 88 | 38 | 25.5 | 33.5 | 79 |
単位 (cm)
| 商品番号 | 30252002005 |
| モデル | S67LA0044 M30036 |
| 販売価格 | ¥159,000 + tax |
| シーズン | オールシーズン |
| 素材 | コットン100% |
| 生産国 | イタリア |
| 付属品 | ハンガー |
