ツイステッドベルテッドパンツ

【ブランド】

LEMAIRE / ルメール

【商品詳細】

ちょっと普通ではないかもしれないが、それが大人の日常着になりえないということはないのである。

ルメールは“日常のために服をデザインする”ことをコンセプトとしている。

実際のところ、多くのブランドは人々の日常の為に洋服をデザインしているので、ルメールが特別であるわけではない。

が、生み出される製品はどれも素晴らしく、特別なのである。

ルメールは私がSTORE Nをスタートするにあたり、どうしてもラインナップに加えたかったブランドの一つであり、筆頭である。

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少し内側に捻じれた様なシームラインを持つツイステッドベルテッドパンツ。

共生地のベルトがデフォルトでセットされた、ルメールを代表するバレルシルエットのパンツである。

前身頃の生地を少なく、後ろ身頃、特に体の外側に来る部分の生地分量を多くすることで丸みのあるラインを生み出し、裾を少し絞ることで円を描くかように美しく収束させている。

このまろやかなカーブが生み出す柔らかで優しい表情こそが、豊かな日常生活の暗示なのかもしれない。

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そう思い実際に穿いてみると、どうもOのラインが気になるのである。

そう、私自身が結構なO脚なので、バレルシルエットのパンツを穿くと足が自然にすっぽり覆われることで誤魔化しの無い、純度100％、正真正銘のO脚となるのだ。

膝は外に開き、膝下はすぼまり足が閉じる。

うむ。どうなんだ・・・と思っていたが、鏡を見ているうちに「ある意味ではこれが自然なことなのかもしれない」と感じるようになっていた。

そして少し歩いてみると、あることに気付く。

パンツ自体がOのラインなので、逆に脚本来のOが気にならないのである。

何故ならこのパンツ自体が言うなればO脚なのだから。自然と丸みを帯びたラインなのだから。Oになって当たり前なのである。

これにはとても驚いた。Oを直線に近づけるのではなく、そのままOをなぞることで実際の体のラインをわからないようにしているのだ。

木を隠すには森、なるほど理にかなっているな・・・というわけで、このパンツが私の日常着となったのである。

もちろん、O脚ではない方がもっと美しく穿くことができるだろう。

羨ましいかぎりである。

モデル：174cm 73kg　着用サイズ：M

【サイズ】

※単位はcmです

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