seya.
HAND STITCH KURTA SHIRT
HAND STITCH KURTA SHIRT
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【ブランド・商品名】
seya. / セヤ
クルタシャツ
【商品詳細】
襟のないバンドカラーが特徴のクルタシャツ、セヤが提案する定番のベーシックシャツである。
レギュラーカラーであるエターナルシャツにはオールマシンメイドと一部ハンド工程を含む2パターンが提案されているが、クルタシャツには一部ハンド工程(襟付け・袖付け・ボタン付け)を含む1パターンのみの提案になる。
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そもそもバンドカラーシャツには何かに縛られない自由さが感じられる。
それはネクタイを結ぶことができない、結ぶ必要がない襟型であるからであり、そのシャツで居られるということが着る人の意思や立場を表しているからだ。
どこにも属さない、故に漂うニュートラル性。
その表現には、柔らかな糸運びであるハンドステッチを一部取り入れることで完成すると考えているのかもしれない。
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現代のシャツにおける手縫いの技術は、着心地の向上のために用いることが基本である。
一部のブランドは「見せるための手縫い」というような、本質から逸脱したデザインとして用いている場合もあるが、セヤの場合は少し発想が違うように思う。
肌あたりの柔らかさ、生地の緩みによる着用感の向上もさることながら、糸運び自体を目立たなくさせるために用いているように感じるのである。
それは、クルタシャツのディテールを見ることによって読み取れる。
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クルタシャツはフライフロントである。
フライフロントは比翼とも言われ、前合わせ部分のボタンを見せない仕様のことである。
このボタンを見せないという概念はドレス・フォーマルに由来しており、よりエレガントなシャツになるようにと採用されていると思う。
そして各所のステッチ。ステッチに関しても、多ければ多いほどタフさや丈夫さといった印象がついてくるので、カジュアルやワークのニュアンスが生まれてくる。
それを軽減し、よりプレーンに、スマートの見せるべくハンドステッチを採用しているのではないか。私にはそんな意図が感じられる。
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しかしながら、左胸にはポケットが付けられている。
フォーマルなシャツにはポケットはそんな存在しないというか、ポケットをつけるということはカジュアルシャツであることを意味するわけで、エレガントに整えてきたディテールを真っ向から否定することになる。
ではなぜこのシャツにポケットがつけられているか?を考えたとき、セヤの根幹をなすコンセプトである“旅”が思い浮かんでくる。
そう、身も蓋もないかもしれないが、旅をする上でポケットはとても便利なのである・・・。
私の解釈なのでデザインの経緯として正しいかどうかはわからない。
が、デザイナーとして意味のないものをつけることはないわけで、意味があるからつけるのである。
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最後になってしまったが、シルエットはシェイプを効かせずに、体をすっきりと包み込んでくれる柔らかなラインを描いている。
オーバーなサイズ感ではなく、クリーンなシャツをリラックスして着られる塩梅に整えているところからも旅に由来する優雅さを感じるところだと思う。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:4
【サイズ】
着丈 | 肩幅 | 袖丈 | 胸囲 | ウエスト | |
3 | 78 | 51 | 62 | 122 | 128 |
4 | 81.5 | 52.5 | 63 | 130 | 136 |
単位 (cm)
商品番号 | 10252001017 |
モデル | PE01003 F17 |
販売価格 | ¥50,000 + tax |
シーズン | オールシーズン |
素材 | コットン100% |
生産国 | 日本 |
付属品 | なし |
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