HEUGN
Moriss×Salvatoreモリス×サルバトーレ コットンバンドカラーシャツ
Moriss×Salvatoreモリス×サルバトーレ コットンバンドカラーシャツ
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【ブランド】
HEUGN / ユーゲン
【商品詳細】
手仕事で作られたシャツに勝るものはないという考え方がある。
シャツのルーツは肌着なので、首元や肩にフィット感があり、腕の可動を妨げないようなパターンが必要になる。
そこで平面的な仕立てであれば単純な余剰を、立体的な仕立てであればダーツやプリーツを駆使して動きを制限しない工夫がなされる。
が、縫製部分自体が少し動く(緩む)ことでしなりが生まれ、動きをアシストしてくれる効果があればどうか?
マシンメイドによる大量生産が主流の今、部分的にハンド工程を採用することで着心地を高めるテクニックがイタリアには多く残っている。
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サルバトーレ ピッコロはイタリア ナポリ有数のカミチェリアである。
モリスは1920年代のフレンチイブニングシャツのディテールを踏襲しつつ、ユーゲンオリジナルのパターンで表現されているシャツだが、シーズン毎に1モデルのみサルバトーレ ピッコロ製のモリスが存在する。
それがコレである。
通常のモリスと大きくは変わらない。
バンドカラー、少しゆとりのあるショルダーライン、ボクシーなシルエット。
だが、知っている人がディテールを見ると随所にハンド工程が加わっていることがわかる。
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サルバトーレ製のモリスのハンド工程は4箇所。
①着心地に最も影響すると言われる袖付け。
②ガゼット
③裏前立ての処理
④ボタン付け
である。
もっと厳密はハンドソーンシャツになると襟付けやヨーク部分などもハンドになるが、モリスではこの4箇所となっている。
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さて、モリスは少しゆとりのあるシルエットである。
マシンソーンでも十分優れた着心地になるのだが、ではハンドソーンの恩恵はどこまであるのかと考えると、着心地にはそう影響しないように思う。
それでもなぜハンドを採用しているか、サルバトーレ ピッコロ製にこだわっているか。
それはハンドソーンでしか生まれない生地の動きと柔らかさがあるからではないか。
洗濯すると生地が縮み、縫製面が波打ちカジュアル味が増すことがあるが、縫製が甘いハンドソーンは少し軽減されるように思う。
ステッチが目立たず、よりクリーンでドレッシーな見え方にもなる。
以前デザイナーの小山氏は
「ドレスウェアはディテールの積み上げ」
であると言っていたことがある。
どのような方法で作り上げるか?
それが仕上がりの機能とともに見た目にも大きな影響があると考えるからこそ、手間のかかる縫製を採用しているのではないか。
このモリス×サルバトーレのシャツは、小山氏がコスト度外視で表現したいエレガントな男性の姿が投影されているように思う。
モデル:174cm 73kg 着用サイズ:3
【サイズ】
着丈 | 肩幅 | 裄丈 | 胸囲 | ウエスト | |
1 | 80 | 49 | 87.5 | 126 | 130 |
2 | 82.5 | 50 | 88.5 | 130 | 134 |
3 | 85 | 51 | 90.5 | 130 | 134 |
単位 (cm)
商品番号 | 10251004002 |
モデル | SHIRT113 |
販売価格 | ¥78,000 + tax |
シーズン | 春 / 夏 |
素材 | コットン100% |
生産国 | イタリア |
付属品 | 無し |
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